気候を選んだプロポーズが大事!(笑)

結婚のエピソードとしてすぐに頭に浮かぶのはやっぱりプロポーズの日です。

 

8年間付き合った彼女にプロポーズしようと色々と悩みました。友人に相談したり、ネットで調べたりと…。なかなかこれってものに出会わず、どうしようかと思っていましたが、彼女と地元が一緒で海に囲まれた場所で過ごしてきたので、海でプロポーズしようと考えました。

 

砂に文字を書いたり、、海に向かって大声で叫んだりと色々考えましたが、やっぱり自然な会話の中で伝えたいと思ったのでいつものデートみたいに彼女を海へ誘いました。

 

ただ、誘ったのが2月の海。風は吹いていなかったのですがやっぱり寒かったです。

 

自動販売機であったかい飲み物を買い、「寒いね?」とか言いながら何気ない話をしていました。

 

実は誘ったその海は一番最初にデートをした場所でもあり、「そういや8年前ここで初めてデートしたんだけど覚えてる?」っていう会話から、これまで行った場所の話や一緒に買い物をした話、一緒に参加したイベントの話などこれまでの思い出話をひとしきりやりながら、「懐かしいねぇ」なんてことを言っていました。

 

途中、海を近くで見に行ったり、砂浜で山作ったり、山に木を立ててどっちが倒さずに砂を取れるかなど、子どものやるような遊びをやっていました。そんなこんなしていると結構時間も立ち、そろそろ言わないといけないなと思い始めました。

 

もう一度座っていた場所に戻り、次のデートで行きたい場所や食べたいものなど予定を立て、帰る雰囲気になっていたところで、決心して話をし始めました。短くスパッと言えればよかったのですが、なかなか言い出せず、さっきやっていた思い出会話をなぞる様な感じで話を続けてしまったので、この女の頭の上にはハテナマークが付いている様でした。この人どうしたんだろうみたいな。あれこれ言ってもしょうがないと決心し、いざプロポーズの言葉(シンプルに結婚してください。)と言おうとしたその時でした。

 

少しは感じていたのですが、風が吹いてきており、その瞬間に結構な風が吹きました。彼女はコートをぎゅっと握って一言「寒いから帰ろ」と言いました。

嘘みたいな話ですが本当です。何が起きたかよくわからずそのまま車へ。「寒かったねぇ」って彼女。

 

機会を失った僕はどうすることも出来ず、ただただ彼女の家に車を走らせました。

 

その道中で「そういやさっきなんか言いたそうやったね。」って彼女が言うので、そこで「結婚しよう」って言いました。彼女は笑いながら「そういうのって、もっと気の利いた場所で言うもんじゃないの?今外寒いし。」って言われました。ただそのあとO.Kしてくれたのでよかったですが、本当に気候と場所は考えないといけないと感じました。


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