初めての一人暮らしで見知らぬ土地に引っ越してきました。
彼氏がいなければ友人も居らずで仕事のストレスも溜まっておりとても寂しかったです。
気軽にLINE出来る友達が出来ればとおもしろ半分でしてみたのが出会い系サイトへの登録です。
登録すると早速様々な異性の方からメッセージが届きました。基本的にはみなさん出会いを求めて登録をされているので届くメッセージは好意的なものばかりでとても楽しく、仕事のストレスを聞いてくれるはけ口にもなってくれました。
何人かと連絡を取っている中でいつも親身に話聞いてくれていた男性が居ました。その方と連絡を取り合っているうちにメールだけでは物足りず実際に彼に会いたくなってしまいました。それを彼に話すと彼も会いたいと行ってくれました。 仕事柄彼が県外に出る事はできず、私が彼の元へ向かいました。
行きの電車では何度も鏡を見てメイクが崩れてないか確認をし初恋のようにドキドキしたのを覚えています。 電車を降り改札を出ると写真で見たことある彼がいました。 初めて会った彼はとても優しくて、紳士的で魅力的に感じました。
また彼も私に好意を持ってくれた様で一泊二日のデートを楽しみました。 帰りのホームで彼に花束を渡され付き合って欲しいと言われました。人生で異性から花束をもらったのは初めてで少しキザだなと思いましたが、照れ臭くて、嬉しくてすぐにお付き合いすることを決めました。
しかし、彼が住む東京と私が住む大阪は新幹線で2時間半。交通費もかかる為月に一回会えればいい方でした。
そんな付き合いを1年程続けたある日、私が彼の家に泊まってテレビを見ている時手を握られました。 そのあとふと自分の手を見ると指にはダイヤが付いた指輪が。びっくりして彼の顔を見ると見たことのない真剣な顔で結婚してほしいとプロポーズを受けました。 嬉しくて感動し、彼とこれからの人生を共にする事を決めました。 大変なのはここからでした。
両家へ挨拶へ行った際さすがに家族に彼との出会いが出会い系サイトだと言うことを言える訳もなく、彼を紹介するとそんな東京の人とどうやって知り合ったんだと問われ、友達の紹介だと言ってもその友達は誰だと聞かれ誤魔化すのに必死でした。
彼とは馴れ初めは共通の友達を介して知り合ったと統一しようと言っていますが、本当の馴れ初めは事は誰にも言えません。 今後結婚式などで馴れ初めや生い立ちなどのムービーを作る予定ですがボロが出ないように気を付けなければなりません。
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